ホームインスペクションとは、国土交通省の「既存住宅インスペクション・ガイドライン」を基に建物調査会社が提供している検査のことです。「建物状況調査（サポートNo.1）」の英語訳がインスペクションのため、混同されがちですが、異なる検査となります。
ホームインスペクションの内容は、建物調査会社によって異なりますが、多くのケースでは「建物状況調査」の項目にプラスαの検査を実施しているものが大半です。
つまり、検査項目の数で言えば、建物状況調査よりもホームインスペクションのほうが多く、建物状況調査では発見されなかった不具合や問題などが、ホームインスペクションでは発見されることがありますので、建物をより重点的にチェックしたい方は、ホームインスペクションを実施する方が良いと言えます。
もっとも、ホームインスペクションは、建物状況調査を兼ねていることが大半ですので、ホームインスペクションを実施すれば自動的に建物状況調査を実施したことになる場合が多いです。また、ホームインスペクションでは、建物の修繕についてアドバイスを受けることができるため、修繕計画を立てやすく、工事の取捨選択もしやすいというメリットがあります。
ただし、ホームインスペクションは、建物を徹底的に調査することが主であり、建物や設備の保証を提供していない会社も多いので「建物の徹底的な調査（ホームインスペクション）」と「主要部分の調査と保証（建物状況調査を兼ねた建物と設備の調査）」のどちらを選ぶべきかはお客様によって異なるでしょう。
当社の購入サービスでは、ホームインスペクションを当社の費用負担で実施することができます。
なお、当社の費用負担で実施できるホームインスペクションは一度に限ります。
インスペクションを実施した結果、売主が修繕しきれない不具合や劣化が判明し、やむを得ずに他の物件を購入する場合、当該物件のインスペクション費用はお客様の負担となります。
見えない不安を「安心」に
建物には、多かれ少なかれ不具合や劣化が生じています。ホームインスペクションを実施して徹底的に調査を行うことで、見えない不安を取り除くことができます。
契約後のリスクを最小限に
売買契約締結前に建物の状況を調査して不具合や劣化状況を具体的に把握することができるため、契約後に莫大な修繕費が発生するなどのリスクを減少させることができます。
修繕計画と資金計画を立てやすい
不具合や劣化が軽微な建物であっても、将来的なメンテナンスは必要です。ホームインスペクションでは、修繕などについてアドバイスを受けることができるので、各種の計画が立てやすくなります。
他社取扱いの物件でも適用可能
売主の同意を得られた場合には、他社が取り扱う物件でもホームインスペクションを実施することが可能です。
| 概要 | 当社にて不動産をご購入いただく買主様に対して、当社の費用負担で第三者機関によるホームインスペクションを提供します。 |
|---|---|
| 対象不動産 | 一戸建て・マンション |
| 適用条件 | ①売主の同意が得られること ②点検口が設けられていること ③電気・水道・ガスが利用できること ④売出価格が2,500万円以上 ⑤既定の仲介手数料をお支払いいただけること（紹介特典と併用可） |
| サービス内容 | ホームインスペクションを実施し、建物や設備の不具合を診断します。 |
| ご利用料金 | ＜売主様＞ 原則、サポートNo.1の建物状況調査をご利用ください。 ＜買主様＞ 無償 |
| その他 | ・当サービスの利用は1度に限ります ・当社にて不動産をご購入いただけなかった場合、調査費用をご負担いただきます ・建物状況調査と併用不可 ・建物保証及び設備保証並びに緊急駆け付けと併用不可 |
お客様からサービス利用のお申し出が必要です。
適用条件内でも弊社査定価格と均衡を得ていない場合にはご利用いただけないことがあります。